私だけの俺様王子
でも、そんな理想の男子が身近にいたなんて・・・。


予想もしてなかった・・・。




キーン、コーン、カーン・・・―――

「愛羅~!!」


お。きたきた。


「こっちだよぉ。来夏~。」


授業も終わり、お昼の時間になった。

そして、私の元へ走ってきているのは、幼馴染で親友。


瀧本  来夏 (タキモト ライカ)


ふわふわ系の来夏は、清楚でモテる。


それに、ビミョーな天然。


そこがたまに可愛く感じて、守りたくなる。


女の私でも、守りたいって思った事がある。


「あ。愛羅・・・。また、きてるよ?」


「はぁ・・・・。マジ・・?」


最近、しつこい男がいる。
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