私だけの俺様王子
「あっそ。ま、せーぜー傷つけないように。」



コイツにはちゃんと警告しとかないとな。傷つける心配がな・・・。



「今度ばかりはマジで本気だからっ!傷つけはしないよ。」


゛本気゛か・・・。俺はどれだけの女を傷つけたのだろう。



遊びで付き合って、フって、女は泣いて・・・。


当たり前のことだったんだよな。俺にとって。



でも



久々に愛羅に会って、やっぱ俺は好きなんだなー。って思った。


俺の本気の相手は゛愛羅゛しかいないんだよ・・・。



俺にとって、愛羅は天使だったのかもしれない。


一つの支えの光だったのかもしれない。


゛運命゛ってヤツ??





あ。なんか俺、かっこわりぃー。


何を考えてんだよ。俺は。きもすぎ。


運命とか・・・女みてぇーじゃん。




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