私だけの俺様王子
「ああああ、あの!裏庭にまで来てくださいっ///」


顔を赤く染めながら言う見知らぬ女。


どうせ、告白かなんかだろ。


前だったらここで断るけど、相手の気持ちを考えるとちゃんと行かないとな。


「今だろ? いいよ。」


「ほほほ、ほんとですか!? じゃあ、ついてきてください!///」


「あぁ。」


めんどくさい気持ちもあるが、しかたねぇーな。








「あのっ!愛羅ちゃんのこと好きなんですか?」


「え。・・・まぁー、うん。」


「・・・そうですか。ありがとうございました。」


そいつはペコッ。っと頭を下げてどこかに行ってしまった。



なんだアイツ。


それだけかよ。だったらいちいち呼び出したりすんな。




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