私だけの俺様王子
「愛羅~!!!!」
「あ。旬!」
旬が駅前にいた。
「待っててくれたの??」
「ま、最初はそうしたかったけど最終的に俺も遅刻みたいな感じだよ。」
旬も遅刻か・・・。
じゃあ、途中まで一緒に行ける!
嬉しいなっ。友達と一緒に登校!
来夏とは親友だけれど、帰る方向が中学生になったとき変わっちゃって・・・。
反対方向になっちゃったんだよね。
でも!旬と同じだってことが判明したからいっか。
「はやくいこっ。」
「おう。」
私たちは電車の入り口へ走った。