7days
「無理ね。一度発動したものは、それなりの手順をふまないと解けないの。
今は、そんなことしてる余裕ないわっ!
だから、賢斗くん!!!!!」
「なんだ!?」
「ちょおおぉぉっとだけ!!!
いってらっしゃい!!!!!!」
俺は姫に背中を押され(いや、突き飛ばされ)水の中に足を入れてしまった。
そしてもちろん、俺もこの防御魔法に狙われる的となった。
あンの姫!!!なんてことしやがるっ・・・!!!!!
自分自身、的となって思う。
この水って、ほんっと容赦ないのな!!!!
「・・・・・・っつ!!」
水が少しケントをかすったのが見えた。