7days
「ほれ」
「あ、ありがとぅ」
あー、助かった・・・・・
レイは近くの椅子の上に座らしてくれた。
そして自分は私と向かい合うように、椅子の背に顎を乗せるように座った。
「お前、この世界のモンじゃねぇんだろ?」
「!?!?」
確か大臣たちは、『王子は知らない』って言ってたはずでしょ!?
「自分に呪いがかかってんのは知ってる。しかも解き方もそれなりに調べたから。本物の姫がどこにいるかは知らないが、
姫ならもう少し品格ってものがあっても・・」
「なっ!!!」