7days
「は?聞いてねぇし。あ、確かここに来たとき間違ってたな。誰だ?そいつ」
「私と一緒に、執事代わりに連れてこられた私の幼馴染だよ」
するとレイは、ふーんとどこか不満気味。
「そいつも、っていうなら小桜にはもう一個なんかしてもらわないとなぁ」
うわっ、やっぱ鬼だっ
レイの意地悪野郎めっ
「あ、いいや。明日楽しみにしとけ」
そう言って、レイは立ち上がった。
えっ!?明日どうするか、とか教えてくれないの!?
と、言いかけたときレイは、またすっと近づいてきて
私のほっぺたに軽くキスをした。
「俺といるときは、俺のことだけ考えろよ」
「・・え?」
そしてレイは静かに部屋から出て行った。
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