7days
~賢斗side~


「まずは会議ね、っていうことでみんな!どうしよっか!!」



あれから一晩明けて

場所はとある洞窟。

メンバーは、小桜と俺と姫と執事。



「どうしようか、っていっても、もう・・」


「そうなんだよな」



俺とケントは顔を見合わす。




「え?」




「小桜ちゃん、実はね、もう王子の呪いを解く手段があるのよ」




同じヤツが二人もいるなんて、絶対他のやつがいる前で話せない。

その結果、城から少し離れた洞窟にいる。





「もう旧祭殿で、銀の杯っていうのを取ってきてるの。あとは、月の光が一番輝く日の夜に私が歌を響かせて、呪いを解くわ」


「じゃあ、解けるんだ!よかった~」

< 154 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop