7days
「?・・・な!?」
いきなり腕引っ張られた私は、なんの抵抗もなくレイに背中を預ける形になった。
「お前さ、髪まとめるより下ろした方が似合うと思うけど」
とか言いながら、簡単にリボンをほどいてしまった。
やっぱ女慣れしてやがる・・・!!
フワッ
「お前、もしかしてお隣の姫・・・だったりするわけねぇな」
「え?そこ“ない”ってもう断定?酷っ
まあ、そっくりさんやってるけど」
「へえ。じゃ、やっぱ王族とかじゃねェのな」
王族じゃないならオモチャしても問題なし、みたいなニヤニヤだ。
「いじめっ子の顔してますよ。」
「もとからこの顔だけど?」