7days
「ちわー、すいか持ってきましたー」
俺を出迎えたのは、小桜の母さん。
リビングの方からコーヒーの匂いがした。
「あら、賢斗(ケント)くん。暑い中ご苦労さま。
まぁ!大きいすいか!お母さんによろしく伝えて。
上がって麦茶でも飲んでってね。」
「ありがとうございます。あの、小桜いますか?」
既に、すいかで上機嫌の小桜の母さん。
「小桜?あの子なら、多分書庫よ♪」
俺は、書庫へ向かった。
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