7days
目にあてている手からは、まだ止みそうにない雫が手につたっている。
「キュキィーー…」
ふと顔を上げると、白いイルカがいた。
ちいさな白い花を私に突き出している。
「私に…くれるの?」
「キューキュー」
私は受け取った。
「ありがとう。慰めてくれるのね。」
「…キュー」
そうよね。
アイツ、頭だってイイんだし。
まぁ、ちょっとアホだけど。
何とかなるわよ。
と、このイルカのおかげで心を落ち着かせられた。
っていう、イイ感じの雰囲気だったのに…