7days
ガッシャーン!
パリーン!
パリーン!
グシャッ!
ドサッ!ドサッ!
・・・
耳をつんざくよな音がいたるところで鳴り響いた。
もちろんケントと姫は、この騒動にとっくのとうに気づいたが俺を含め、もうどうすることもできない。
・・・パリン
やっと最後が落ち終わった。辺りは散らかり放題。
まさか、あの蹴り一発でここまで広がるとは。
まだこの悲惨な状態に呆然と活動停止している二人を残し、俺は何かを見つけた。
石棚に残った数少ないモノの中に、光を反射して輝くモノがあった。
下のモノに気をつけながら近づくと
それは、銀の杯だった。