【詩】恋
図書館
私はいつもの様に
市立図書館へ行く。
行く途中で高校生のカップルを見かけた。
まだ手を繋いでいなく
お互い距離を置きながら歩いてる。
なんだか微笑ましいなあ…
あんな恋がしたい!
いろいろ考えてると
いつの間にか図書館に着いた。
中に入るといつも私が座る場所に
あ…
またあの人いる…。
いつも私の斜め前に座っている彼。
名前もどこに住んでいるのかも知らない。
いつも私よりも早くきて
ノートを見ながら勉強している。
たまに目が合うだけだ。
彼が私の近くで勉強するようになったのは
一ヶ月前くらいから
最初見かけた時はずいぶん離れた所で
勉強をしていた。