2番目でいいから【完結】
1番になれるんじゃないかと思った時
「智恵子先輩は、知ってるんですか?」と聞くと「知ってるよ」と答えた。
智恵子先輩は知ってたのに、私は知らなかった。
つき合いが、短いんだから仕方ない事だけど、悔しかった。
だから、私は、冬哉先輩に「遊びの女の人なんか抱かないで、私を抱いてください。」と言った。
冬哉先輩は「それで、後悔しない?」と言った。
私は、「後悔しません。」と答えた。
そして、その日。
私は、冬哉先輩に、初めて抱かれた。
抱かれて私は、幸せだった。
事が終わってからも、冬哉先輩は、抱きしめてくれていた。
そんな時、冬哉先輩の携帯が振るえた。
電話の着信を知らせていた。
私は、冬哉先輩がどこかに行ってしまうのかと不安になった。
冬哉先輩は着信相手を確かめると「チッ」と舌うちした。
そして、私の肩を抱きしめたまま、電話に出た。
「何か用?」と不愉快に相手に言った。
相手は女性のようだった。
「無理。」
「あなたとは、終わってる。」と言って電話を切った。
私の方を向いて「ああ。遊び相手。」と言った。
この時、私は、冬哉先輩の1番になれるんじゃないかって本気に思った。
智恵子先輩は知ってたのに、私は知らなかった。
つき合いが、短いんだから仕方ない事だけど、悔しかった。
だから、私は、冬哉先輩に「遊びの女の人なんか抱かないで、私を抱いてください。」と言った。
冬哉先輩は「それで、後悔しない?」と言った。
私は、「後悔しません。」と答えた。
そして、その日。
私は、冬哉先輩に、初めて抱かれた。
抱かれて私は、幸せだった。
事が終わってからも、冬哉先輩は、抱きしめてくれていた。
そんな時、冬哉先輩の携帯が振るえた。
電話の着信を知らせていた。
私は、冬哉先輩がどこかに行ってしまうのかと不安になった。
冬哉先輩は着信相手を確かめると「チッ」と舌うちした。
そして、私の肩を抱きしめたまま、電話に出た。
「何か用?」と不愉快に相手に言った。
相手は女性のようだった。
「無理。」
「あなたとは、終わってる。」と言って電話を切った。
私の方を向いて「ああ。遊び相手。」と言った。
この時、私は、冬哉先輩の1番になれるんじゃないかって本気に思った。