2番目でいいから【完結】
変わり始める
美和の要求
美和が、僕の大事に思ってる場所に行きたい。
また、僕の大事に思ってる人たちに会いたいと言い出した。
普通、つき合っていれば、出てくる要求だった。
でも、僕は、「それはできない」と断った。
大事な場所、大事な人は、1番に大切に思ってる人のみ連れて行く、会わせると決めている。
それは、僕にとって、智恵子だった。
だから、そういう風に僕は美和に告げた。
可哀そうだとは、思ったけれど、仕方がないことだった。
美和は、1番というのは、智恵子のことかと尋ねた。
「そうだ。」と答えた。
隠すことでもない。
初めから、言ってることだ。
美和は「連れて行きたいと思われるように、頑張ります。」と言った。
多分、普通はこれがカワイイと思うのだろう。
でも、僕には、重たかった。
頑張られても、美和に心を動かすことはないとわかっていたから。
そこで、僕は「僕を堕とすのは、難しいよ。」と言った。
美和が、諦めてくれるの願って。
でも、美和は「智恵子先輩にできたなら。」と言い出す。
「智恵子は、僕を堕としてないよ。」
「僕が、勝手に智恵子に堕ちたんだ。」と僕は言った。
美和は、驚いた顔をしていた。
また、僕の大事に思ってる人たちに会いたいと言い出した。
普通、つき合っていれば、出てくる要求だった。
でも、僕は、「それはできない」と断った。
大事な場所、大事な人は、1番に大切に思ってる人のみ連れて行く、会わせると決めている。
それは、僕にとって、智恵子だった。
だから、そういう風に僕は美和に告げた。
可哀そうだとは、思ったけれど、仕方がないことだった。
美和は、1番というのは、智恵子のことかと尋ねた。
「そうだ。」と答えた。
隠すことでもない。
初めから、言ってることだ。
美和は「連れて行きたいと思われるように、頑張ります。」と言った。
多分、普通はこれがカワイイと思うのだろう。
でも、僕には、重たかった。
頑張られても、美和に心を動かすことはないとわかっていたから。
そこで、僕は「僕を堕とすのは、難しいよ。」と言った。
美和が、諦めてくれるの願って。
でも、美和は「智恵子先輩にできたなら。」と言い出す。
「智恵子は、僕を堕としてないよ。」
「僕が、勝手に智恵子に堕ちたんだ。」と僕は言った。
美和は、驚いた顔をしていた。