大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
由香里は昨日の事を思い出すと目眩がしてきた。
「社長が来たら聞いてみます。」
流石にもう何と言われようと、移動はしたくなかった。
「………何を聞いてみるんだ?」
由香里と鈴木は声のした方を振り向く。
丁度、入り口のドアが開いて西園寺が入ってきた。
「あ……おはようございます。」
「ああ。」
なんだか恥ずかしくて2人ともほんのりと顔が赤く染まる。
「いえ……、移動の件なんですが。」
甘い空気が漂う中、由香里はさっさと話さないとまた言いそびれると思い慌てて話題を戻す。
「誰か転勤でもするのか?」
西園寺は不思議そうに訪ねてきた。
「あの……私の営業部への移動は?」
一瞬、西園寺の顔がしまったという表情をしたのが分かった。
「……移動したいのか?」
西園寺らしからぬ弱気な口調だった。
由香里の顔が自然とほほ笑む。
「仕事、始めましょうか。」
由香里と西園寺はいつも通り社長室に入っていくのだった。
「社長が来たら聞いてみます。」
流石にもう何と言われようと、移動はしたくなかった。
「………何を聞いてみるんだ?」
由香里と鈴木は声のした方を振り向く。
丁度、入り口のドアが開いて西園寺が入ってきた。
「あ……おはようございます。」
「ああ。」
なんだか恥ずかしくて2人ともほんのりと顔が赤く染まる。
「いえ……、移動の件なんですが。」
甘い空気が漂う中、由香里はさっさと話さないとまた言いそびれると思い慌てて話題を戻す。
「誰か転勤でもするのか?」
西園寺は不思議そうに訪ねてきた。
「あの……私の営業部への移動は?」
一瞬、西園寺の顔がしまったという表情をしたのが分かった。
「……移動したいのか?」
西園寺らしからぬ弱気な口調だった。
由香里の顔が自然とほほ笑む。
「仕事、始めましょうか。」
由香里と西園寺はいつも通り社長室に入っていくのだった。