大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
「あの条件に見合う社員はいましたか?」
古田専務に絶対にかかわり合いがない社員。
また、その地位に今後もなびかない人物。
そして、役職を持った社員は除外。
剛は明日から本社で社長職に着く事になっている。
その際に誠からの情報で、古田と言う専務が何やら怪しい動きをしていると報告が入っていた。
社長である剛の父が不在の中、社内の権力を握ったつもりでいるのだろう。
アメリカから戻った彼が、いきなり社長に就任するのは歓迎されているはずがない。
今の秘書の綾部はこれから秘書室全体の監視をしてもらうため、社長である剛の補佐が必要なのだ。
「前から言っていた女の子がね。やっぱいいと思うんだ。」
「女性ですか……。分かりました。」
剛は彼の含みのある笑顔に多少の引っかかりを覚えながらも了承する。
古田専務に絶対にかかわり合いがない社員。
また、その地位に今後もなびかない人物。
そして、役職を持った社員は除外。
剛は明日から本社で社長職に着く事になっている。
その際に誠からの情報で、古田と言う専務が何やら怪しい動きをしていると報告が入っていた。
社長である剛の父が不在の中、社内の権力を握ったつもりでいるのだろう。
アメリカから戻った彼が、いきなり社長に就任するのは歓迎されているはずがない。
今の秘書の綾部はこれから秘書室全体の監視をしてもらうため、社長である剛の補佐が必要なのだ。
「前から言っていた女の子がね。やっぱいいと思うんだ。」
「女性ですか……。分かりました。」
剛は彼の含みのある笑顔に多少の引っかかりを覚えながらも了承する。