大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
剛は少し考えたのち切り出す。
「貴方は、何が出来ますか?」
「はい……八木早苗と言います。T大学を卒業して、卒業後この会社に入社、現在は秘書室で部長クラスのスケジュール管理を主にしています。それで……。」
「もう、いいです。」
まだ話したそうな彼女の話を遮る。
自分は彼女に『なにが出来るか?』聞いたのに、なぜ彼女のプロフィールを延々と聞かされなければいけないのだろう?
「馬鹿は嫌いなんです。」
「えっ?」
ぽつりとつぶやいた剛の言葉は幸いなことに彼女に聞こえなかったらしい。
「どうやら貴方ではないらしいです。」
剛はニコッとほほ笑んで今度こそ社長室へと戻っていったのだった。
「貴方は、何が出来ますか?」
「はい……八木早苗と言います。T大学を卒業して、卒業後この会社に入社、現在は秘書室で部長クラスのスケジュール管理を主にしています。それで……。」
「もう、いいです。」
まだ話したそうな彼女の話を遮る。
自分は彼女に『なにが出来るか?』聞いたのに、なぜ彼女のプロフィールを延々と聞かされなければいけないのだろう?
「馬鹿は嫌いなんです。」
「えっ?」
ぽつりとつぶやいた剛の言葉は幸いなことに彼女に聞こえなかったらしい。
「どうやら貴方ではないらしいです。」
剛はニコッとほほ笑んで今度こそ社長室へと戻っていったのだった。