大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
「………。」

剛は茫然として彼女を見送った。

「……素晴らしいお嬢さんですね。」

佐々木が運転席から話しかけてくる。




「ああ、そうだろ?俺が惚れた女だ。」


剛はニヤリと笑う。


「さて、片思いの相手がいると言っていたが、どうやって俺に惚れさせてやろうか?」


真相を知らない剛はその夜、じっくりと考えるのであった。
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