大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
院長の孫の特権を活かしての早朝抜歯手術。
流石に看護師までは手配できなかったので西園寺は処置の準備を1人で行っていた。
今回は全身に麻酔を打っての処置なので、この後8時には麻酔医が来る事になっている。
彼が丁度支度を終えるころ、受付の扉が開いた事を告げるブザーが鳴った。
由香里が来たのだろう。
西園寺は器具に清潔な布をかぶせると受付へと向かった。
「おはようございます……。」
あきらかに寝不足の目をした由香里が入ってきた。
「おはよう。」
ため息を1つついて西園寺は由香里の保険証を受け取る。
幾ら知り合い……恋人でも、薬品などを使う処置なので正式な受付をしなければならない。
昔から木崎医院を良く手伝っていた彼は慣れた手つきで受付の処理を終えた。
流石に看護師までは手配できなかったので西園寺は処置の準備を1人で行っていた。
今回は全身に麻酔を打っての処置なので、この後8時には麻酔医が来る事になっている。
彼が丁度支度を終えるころ、受付の扉が開いた事を告げるブザーが鳴った。
由香里が来たのだろう。
西園寺は器具に清潔な布をかぶせると受付へと向かった。
「おはようございます……。」
あきらかに寝不足の目をした由香里が入ってきた。
「おはよう。」
ため息を1つついて西園寺は由香里の保険証を受け取る。
幾ら知り合い……恋人でも、薬品などを使う処置なので正式な受付をしなければならない。
昔から木崎医院を良く手伝っていた彼は慣れた手つきで受付の処理を終えた。