大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
仕事がひと段落して西園寺が返ってくる前に食事をとっておこうと由香里は近くのカフェを訪れていた。
ランチメニューが豊富で何時も混んでいる店内も今の時間ピークを過ぎているので人もまばらだ。
由香里はパスタを注文して席に着いた。
カランという入口に付けられている鈴の音がして長身の男が入ってくるのが見えた。
JOSの斉木社長だ。
「あ、由香里さん。」
うれしそうな顔をして斉木は由香里のテーブルへとやってきた。
由香里の許可を取ると向かいの席に座る。
「先程まで、そちらの会社で誠さんとお話していたんですよ。」
前回の件があった後、斉木はすっかり毒毛が抜けて今では営業部に企画を持ち込んでくるほどの付き合いになっていた。
特に鈴木とはウマが合うようで近々共催の企画を打ち出すそうだ。
由香里に対しても今までの強引な態度は居を潜め、偶然会えば話をする程度の仲になっていた。
ランチメニューが豊富で何時も混んでいる店内も今の時間ピークを過ぎているので人もまばらだ。
由香里はパスタを注文して席に着いた。
カランという入口に付けられている鈴の音がして長身の男が入ってくるのが見えた。
JOSの斉木社長だ。
「あ、由香里さん。」
うれしそうな顔をして斉木は由香里のテーブルへとやってきた。
由香里の許可を取ると向かいの席に座る。
「先程まで、そちらの会社で誠さんとお話していたんですよ。」
前回の件があった後、斉木はすっかり毒毛が抜けて今では営業部に企画を持ち込んでくるほどの付き合いになっていた。
特に鈴木とはウマが合うようで近々共催の企画を打ち出すそうだ。
由香里に対しても今までの強引な態度は居を潜め、偶然会えば話をする程度の仲になっていた。