大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
一日目の日程を終えた2人は現地スタッフが用意してくれたホテルへと到着する。
支店を出たあとは現地の手配会社への打ち合わせ兼、社長就任の挨拶回りに追われ、ホテルに着く頃にはすっかり日が暮れようとしていた。
ふと、ホテルのロビーに支店で別れた赤城の姿を見つけて由香里の顔が自然と笑顔になる。
「忘れ物を届けに来ましたよ。」
彼の手に握られた小さなデジカメ。
それは今回由香里がわざわざこの為に購入したものだった。
「ありがとうございます。助かりました。」
銀色に輝く小さなそれを受け取ってバッグに入れると由香里は赤城にお礼を言う。
「どういたしまして。帰り道ですから。」
由香里より頭一つ分は高い位置にある顔がニコッと笑って自然な仕草で由香里の頭を撫でた。
由香里は少し驚いたものの、大きな手で撫でられる気持ちよさについされるがままになっていた。
西園寺と同じくらいの背丈の赤城に頭を撫でられた事により彼に頭を撫でられたらこんな感じなのだろうか。
支店を出たあとは現地の手配会社への打ち合わせ兼、社長就任の挨拶回りに追われ、ホテルに着く頃にはすっかり日が暮れようとしていた。
ふと、ホテルのロビーに支店で別れた赤城の姿を見つけて由香里の顔が自然と笑顔になる。
「忘れ物を届けに来ましたよ。」
彼の手に握られた小さなデジカメ。
それは今回由香里がわざわざこの為に購入したものだった。
「ありがとうございます。助かりました。」
銀色に輝く小さなそれを受け取ってバッグに入れると由香里は赤城にお礼を言う。
「どういたしまして。帰り道ですから。」
由香里より頭一つ分は高い位置にある顔がニコッと笑って自然な仕草で由香里の頭を撫でた。
由香里は少し驚いたものの、大きな手で撫でられる気持ちよさについされるがままになっていた。
西園寺と同じくらいの背丈の赤城に頭を撫でられた事により彼に頭を撫でられたらこんな感じなのだろうか。