大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
「凄い部屋ですね……。さっきサービスって言ってましたね。もしかして無料?」

「ああ、だから断っていたんだ。こんな部屋に通されたら後でカジノで遊ばないわけにはいかなくなってしまうんだ。」

西園寺家ともなるとアメリカでも有名な財閥、いわゆるセレブなのである。

そういった人物がホテルに来る事があらかじめ分かっているとホテル側としては些細なルームチャージの請求などあてにするよりどうやったらカジノで大金を動かして貰えるのかに重点を置いて接客をしてくるのだ。

それが分かっていたから、西園寺はあんなにも断ったのだと言う。

「仕事で来ていると言ってあるから大丈夫だと思うが、マネージャーが来てもあまり相手にするなよ。」

「はーい。」

由香里は元気良く返事をしながらも、綺麗に並べられたブランド物のアメニティを1つ1つ確かめていくのだった。
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