大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
木崎先生と私
翌日。
由香里は木崎歯科医院の前にいた。
仕事なら10分前には到着の由香里だが歯医者については別。
待合室にいる時間をなるべく短くしたくて予約時間ぎりぎりに到着した。
「そろそろだね。」
深く深呼吸をして受付に行こうとした由香里の後ろから、一人の男が猛ダッシュで走ってきて由香里を追い抜いた。
男はそのまま木崎医院に入っていく。
患者さんだろうか?
追い抜かれたときにちらりと見えたきれいな横顔を思い出して由香里の心臓が『とくんっ』といった。
と、携帯電話のアラームが鳴った。
一応忘れないように携帯電話のスケジュールに予約時間を入れておいたのだ。
「あ、予約の時間。」
由香里は慌てて受付を済ませるために病院の自動ドアをくぐった。
由香里は木崎歯科医院の前にいた。
仕事なら10分前には到着の由香里だが歯医者については別。
待合室にいる時間をなるべく短くしたくて予約時間ぎりぎりに到着した。
「そろそろだね。」
深く深呼吸をして受付に行こうとした由香里の後ろから、一人の男が猛ダッシュで走ってきて由香里を追い抜いた。
男はそのまま木崎医院に入っていく。
患者さんだろうか?
追い抜かれたときにちらりと見えたきれいな横顔を思い出して由香里の心臓が『とくんっ』といった。
と、携帯電話のアラームが鳴った。
一応忘れないように携帯電話のスケジュールに予約時間を入れておいたのだ。
「あ、予約の時間。」
由香里は慌てて受付を済ませるために病院の自動ドアをくぐった。