大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
入社当初、由香里が配属されたのはテレフォンオペレーターの部署だった。
旅行会社に就職したのだから旅行の手配を仕事にしたいと思っていた彼女にはかなり残念だったが始めてみるとそれなりにやりがいがある仕事だった。
持ち合わせた性格と、そのかわいらしい外見に伴った声質で1年もたたないうちにベテランオペレーターと肩を並べるようになっていた。
そしてそれが認められ、なんと今年の初めに5年間いたテレフォンオペレーターの部署から営業サポート業務へと人事異動があったのだ。
テレオペより仕事は大変だし、今まではシフト制で定時退社は勿論のこときっちりとれていた週2回のお休みも今では懐かしい過去の話。
仕事が終わらなければ帰れないし、休みなんて週に1日取れれば良い方。
それでも自分が希望してきた業務に付けたことが嬉しくて由香里は夢中で仕事をした。
3カ月も経つとやっと仕事にも慣れて、移動当初は完全に忘れ去られていたプライベートな時間も随分作れるようになってきていた。
そんな矢先に届いたのが恋人の山岡咲人からのメールだった。
旅行会社に就職したのだから旅行の手配を仕事にしたいと思っていた彼女にはかなり残念だったが始めてみるとそれなりにやりがいがある仕事だった。
持ち合わせた性格と、そのかわいらしい外見に伴った声質で1年もたたないうちにベテランオペレーターと肩を並べるようになっていた。
そしてそれが認められ、なんと今年の初めに5年間いたテレフォンオペレーターの部署から営業サポート業務へと人事異動があったのだ。
テレオペより仕事は大変だし、今まではシフト制で定時退社は勿論のこときっちりとれていた週2回のお休みも今では懐かしい過去の話。
仕事が終わらなければ帰れないし、休みなんて週に1日取れれば良い方。
それでも自分が希望してきた業務に付けたことが嬉しくて由香里は夢中で仕事をした。
3カ月も経つとやっと仕事にも慣れて、移動当初は完全に忘れ去られていたプライベートな時間も随分作れるようになってきていた。
そんな矢先に届いたのが恋人の山岡咲人からのメールだった。