大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
私の心
自分の気持ちがやっと整理できた由香里は妙に落ち着かない気分で仕事をすることになった。
眼の前に好きな人がいる状態。
この間まで悩んでいた時は気持ちが整理できず、そこまで意識していなかっただけに今の状態はかなりヤバイ。
さいわい仕事が落ち着いているのでミスはないが何時してもおかしくないくらい緊張していた。
「志水、この書類を営業部の滝本に持って行ってくれ。」
「はい。」
由香里は西園寺から書類を受け取る。
不意に指先が触れた。
触れた手がジンっと痺れる……。
「行ってきます。」
由香里は社長室を出て行った。
眼の前に好きな人がいる状態。
この間まで悩んでいた時は気持ちが整理できず、そこまで意識していなかっただけに今の状態はかなりヤバイ。
さいわい仕事が落ち着いているのでミスはないが何時してもおかしくないくらい緊張していた。
「志水、この書類を営業部の滝本に持って行ってくれ。」
「はい。」
由香里は西園寺から書類を受け取る。
不意に指先が触れた。
触れた手がジンっと痺れる……。
「行ってきます。」
由香里は社長室を出て行った。