生きたい
俺は真里と縁が切れてほっとしていた。

そしてその後すぐに真里より可愛いし何も悪くない女子と付き合い始めた。

その彼女との帰り道・・・

「慶ちゃん今日家行ってもいい?」

「親いねぇしいいよ」

「やったー」

そういって腕を絡ませてきた。

真里とはちがって束縛もしないし超可愛い子。

俺はその子に運命を感じていた。

でもちがったんだ・・・。

「ねぇ慶ちゃん」

「ん?」

「後ろから誰かついてきてない?」

「え?」

後ろを振り返ってみても誰もいない。

「いねぇけど?」

「そっか・・・ならあたしの勘違いだね・・・。ごめんね?」

「いいよそんなこと」

そういってまた2人で歩き始めた。
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