生きたい
あたしは晴輝の返事もきかずジェットコースターへと走り出した。

ジェットコースターには行列ができていた。

ぇ?1時間待ち?

「おぃ志星、これ1時間待ちだぞ?」

同じことを思ったのか晴輝が聞いてきた。

う~ん。1時間待ちでもの乗りたいものは乗りたい!

「1時間待ちでも乗る!」

そう答えると晴輝は少し困った顔をした。

「時間もったいねぇぞ?それでもいいのか?」

晴輝が聞いてきた。

「うん!いいよ!我慢するし!」

「・・しょうがねぇ・・並ぶか・・」

このとき何故あたしは気づかなかったのだろう?

晴輝が絶叫系は無理だということを・・


1時間待ってようやく乗れるときが来た!

「晴輝~やっと乗れるね!」

あたしの気分は最高潮!

「・・うん」

晴輝はあまり乗り気じゃない

まっそんなのは気にしない、気にしない


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