生きたい
なんだ真奈かぁ・・・。

真奈には迷惑かけたな・・・明日ちゃんと謝ろう・・

なんて思いながら下駄箱を目指して歩いた。

外は冬も近いせいかもう真っ暗で何も見えない。

あたしこんなんで帰れんのかな?

保健室から下駄箱まではすぐそこだったけど・・・こっから自分の家は遠いな・・。

なんて変な考えをしていたら・・・

ゴンッ

前からすごい音がした。

「え?何・・・!?」

もしかして・・・で・・でたぁ~~~!?

あたしは怖くて下駄箱へダッシュで走った。

っていうか音がしたのは前なんだからこのまま走ったらその音の近くにいくような・・。

すると目の前で人影みたいなものが揺れた。


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