生きたい
「は・・るき?」

「ん?」

あたしは目でこの状態を訴えかけた。

すると晴輝もわかったらしく・・

「もうちょっとこのままでいさせて」

といったきり黙ってしまった。

観覧車を降りるまでずっとこの状態だった。

このとき、あたしは確信してしまった。

あたしは晴輝が好きだって。
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