生きたい
第四章
警告
翌日
あたしはまた晴輝と登校していた。
教室に着くと一斉に一部の女子から睨まれた。
「加藤さん、話があるんだけど」
一部の女子の1人があたしを呼んだ。
呼ばれた瞬間すごく嫌な予感がした。
晴輝もそう思ったらしく
「お前等、志星になんかしたら許さねぇぞ」
と低い声で言った。
「なんかするわけないじゃない!ただのお話よ!ガールズトーク」
「ならいいけど・・・」
と晴輝は何の疑いもなく席につき友達と話し始めた。
「屋上で話せるかしら」
「別にいいけど」
あたしは強気だった。