生きたい

「このままじゃ・・加藤さんから奪えるね」

「もっちろん！加藤さんなんてどうってことないし！」

「っていうかあたしたちのほうが加藤さんよりイケてなぁい？」

晴輝に聞こえないぐらいの声で言い放った。

「あんたたち何いってんの！？あんたたちがイケてようが晴輝くんは志星しか興味ないのよ！！」

真奈が助け舟を出してくれた・・・のはいいけど

すっごい大声だったので・・もちろん男子にも・・晴輝にも聞こえてたわけで・・・。

「今のどういうことだよ！？」

晴輝が近寄ってきた。

「晴輝くん！この女子達が志星なんてどうってことないって、あたしたちのほうが晴輝に相応しいとかいってるわけ！！」

真奈は怒りすぎて息が荒い。