シーソーが揺れてる
先輩に先週のこと聞かれたら・・・。どんな言い訳をすれば・・・?
心の中であせる良太の耳に、
「ところでよー」
直人の声が飛び込んだ。
「おまえ、大学卒業したら家帰るのかー?」
「えーっ?」
不意に尋ねる直人に良太はほっと一安心したが、
「まだそこまでは考えてないです。後1年あるし」
「んであれか?どっか就職するんだろ?」
「もちろんそのつもりです」
「ふーん」
「そのためにも今年中にpc検定を取ろうと思っていて」
「あーあれねえ」
「もしかして先輩も受けたことあるんですか?」
「いや、無い」
「なんだ」
ここで直人は何かを考え込むような様子を見せた。
先輩、どうしたんだろう?
それを見てしまった良太はさきほどとは違う不安を覚えた。
「あー、そうだ」
直人は静かに声を上げた。
心の中であせる良太の耳に、
「ところでよー」
直人の声が飛び込んだ。
「おまえ、大学卒業したら家帰るのかー?」
「えーっ?」
不意に尋ねる直人に良太はほっと一安心したが、
「まだそこまでは考えてないです。後1年あるし」
「んであれか?どっか就職するんだろ?」
「もちろんそのつもりです」
「ふーん」
「そのためにも今年中にpc検定を取ろうと思っていて」
「あーあれねえ」
「もしかして先輩も受けたことあるんですか?」
「いや、無い」
「なんだ」
ここで直人は何かを考え込むような様子を見せた。
先輩、どうしたんだろう?
それを見てしまった良太はさきほどとは違う不安を覚えた。
「あー、そうだ」
直人は静かに声を上げた。