シーソーが揺れてる
「メールでもしようかな」
電話を切って春香は不意にそう思ったが、すぐにそれがめんどうになって辞めた。
「まっ、どうせ明日会えるんだし・・・」
清々しい気持ちのまま春香はラジオのスイッチに手を延ばした。
「それにしても、・・・」
リスナーからのメールを読むdJの声を聞きながら春香は何か重大なことでも思い出したかのように独り言を言った。
「あいつこそ、なんでわざわざ電話かけてきたんだろう?いったい何を話したかったんだろう?」
春香の頭の中を霧が立ちこめていった。しかし、
「まっ、それも明日聞けばいっか」
と、丁度その時ラジオから春香の好きな曲のイントロが流れてきた。春香は急いでラジオのボリュームを少し上げた。
電話を切って春香は不意にそう思ったが、すぐにそれがめんどうになって辞めた。
「まっ、どうせ明日会えるんだし・・・」
清々しい気持ちのまま春香はラジオのスイッチに手を延ばした。
「それにしても、・・・」
リスナーからのメールを読むdJの声を聞きながら春香は何か重大なことでも思い出したかのように独り言を言った。
「あいつこそ、なんでわざわざ電話かけてきたんだろう?いったい何を話したかったんだろう?」
春香の頭の中を霧が立ちこめていった。しかし、
「まっ、それも明日聞けばいっか」
と、丁度その時ラジオから春香の好きな曲のイントロが流れてきた。春香は急いでラジオのボリュームを少し上げた。