シーソーが揺れてる
ラスト5件めの差出人は良太だった。
「あー、・・・」
公民館の廊下を再びエントランスに向けて歩き出した春香は、良太の名前を見て声をもらした。その声は何を意味していたのか、今の自分には分からなかった。
そのメールにはこう書かれていた。
「昨日はどうでしたか?
アップルパイありがとうございます。
早速お昼に食べたんですが美味しかったですよ」
「あー昨日?うん、楽しかったよ。
アップルパイ食べてくれたんだー。美味しかったならよかったよー」
と、歩きながら春香は返事を返した。
メールを送信し終えた時には春香は公民館の入り口のドアの前に来ていた。
外に出たとたん、春香の体を真夏の熱風が包んだ。今までクーラーの効いた所に居たからなおのこと外が暑く感じるのだろう。そんな中を春香はスーパーに向けて歩を進めた。
歩いている途中、右ポケットに入れた携帯がバイブをならした。
「今日はよくメールが来るなあ」そう思いながらも、春香はそれには気づかぬふりして歩き続けた。
それを無視した理由はこれと言って無いが、しいて上げるならめんどうだからだ。
「あー、・・・」
公民館の廊下を再びエントランスに向けて歩き出した春香は、良太の名前を見て声をもらした。その声は何を意味していたのか、今の自分には分からなかった。
そのメールにはこう書かれていた。
「昨日はどうでしたか?
アップルパイありがとうございます。
早速お昼に食べたんですが美味しかったですよ」
「あー昨日?うん、楽しかったよ。
アップルパイ食べてくれたんだー。美味しかったならよかったよー」
と、歩きながら春香は返事を返した。
メールを送信し終えた時には春香は公民館の入り口のドアの前に来ていた。
外に出たとたん、春香の体を真夏の熱風が包んだ。今までクーラーの効いた所に居たからなおのこと外が暑く感じるのだろう。そんな中を春香はスーパーに向けて歩を進めた。
歩いている途中、右ポケットに入れた携帯がバイブをならした。
「今日はよくメールが来るなあ」そう思いながらも、春香はそれには気づかぬふりして歩き続けた。
それを無視した理由はこれと言って無いが、しいて上げるならめんどうだからだ。