シーソーが揺れてる
良太アニメとかゲーム好きだから話の間が持ちそうだし。あーでもメイド姿を見られるのは、良太でもやっぱ恥ずかしいな。
そう、それに広美ともまだ一緒にいられるかも。メイド居酒屋のバイト、広美かなり乗り気だったから・・・。
メイド居酒屋でバイトもいいのかもしれない。
親からは「水商売はだめだ」って反対されるだろうけど、これも自分が決めたこと。何てったって自分の人生なんだから。
音楽家になると決めたのも、音大を中退したのも、広美の部屋に転がり込んだのも、市内の合唱サークルに入ったのも、この公園で直人と過ごしているのも全てそう・・・。
「そんなことより」
そう言うと、春香は大きく息を吸った。そしてゆっくり吐き出していく。澄み渡る心に風を吹き込むように。
深呼吸を終えると、春香は直人を見て言った。
「ねえ、またあれ、乗る?」
そう尋ねる自分の声はとても優しかった。
そう、それに広美ともまだ一緒にいられるかも。メイド居酒屋のバイト、広美かなり乗り気だったから・・・。
メイド居酒屋でバイトもいいのかもしれない。
親からは「水商売はだめだ」って反対されるだろうけど、これも自分が決めたこと。何てったって自分の人生なんだから。
音楽家になると決めたのも、音大を中退したのも、広美の部屋に転がり込んだのも、市内の合唱サークルに入ったのも、この公園で直人と過ごしているのも全てそう・・・。
「そんなことより」
そう言うと、春香は大きく息を吸った。そしてゆっくり吐き出していく。澄み渡る心に風を吹き込むように。
深呼吸を終えると、春香は直人を見て言った。
「ねえ、またあれ、乗る?」
そう尋ねる自分の声はとても優しかった。