シーソーが揺れてる
合コン!そんな物もあったなあ。音大に居た時よく誘われたけど2回ぐらいしか参加してなかった。あんまおもしろくなかったし・・・。
「あらそう。で、どうだったの?」
そんな懐かしさのような物に浸りながら春香は電話の向こうの良太に尋ねた。
「まあ普通でしたね」
「あっ、そう」
良太の答えに春香は何とコメントしたらいいのか分からずにいた。
「西山さんは今何されてたんですか?」
声のトーンを元に戻して良太は聞いた。
「ラジオ聞いてた」
「ラジオかー。僕もよく聞いてますよ」
「あーそうなんだー」
「FM派ですか?am派ですか?」
「FMが多いかな」
「僕はどちらかと言うとamのほうをよく聞いてますねえ」
「へえなるほどねえ」
その時受話器の向こうでごーっと言う大きな音がした。
「あっ電車来たんですみません。また」
そこで電話がぷつりと切れた。
「はー・・・」
春香はまた大きなため息をついて携帯を閉じた。
「あらそう。で、どうだったの?」
そんな懐かしさのような物に浸りながら春香は電話の向こうの良太に尋ねた。
「まあ普通でしたね」
「あっ、そう」
良太の答えに春香は何とコメントしたらいいのか分からずにいた。
「西山さんは今何されてたんですか?」
声のトーンを元に戻して良太は聞いた。
「ラジオ聞いてた」
「ラジオかー。僕もよく聞いてますよ」
「あーそうなんだー」
「FM派ですか?am派ですか?」
「FMが多いかな」
「僕はどちらかと言うとamのほうをよく聞いてますねえ」
「へえなるほどねえ」
その時受話器の向こうでごーっと言う大きな音がした。
「あっ電車来たんですみません。また」
そこで電話がぷつりと切れた。
「はー・・・」
春香はまた大きなため息をついて携帯を閉じた。