シーソーが揺れてる
3
「だれだよこんな時間に・・・」
再び携帯のなる音で春香は目を覚ました。そしてベッドに横たわったままぐっと伸びをすると、その手を携帯に延ばした。メールが届いているようだ。
そのメールにはこう書いてあった。
「片山です。
おはようございます。あの、今日もしよかったら一緒にお昼でもどうですか?」
まだぼーっとした春香の頭に、昨日の夜のことが少しづつ浮かび上がってきた。
合コン帰りの良太と自分は何を話したのか、不思議なことにいまいちよく覚えていない。ただただ良太のペースに巻き込まれていただけだったような、そんな気さえしてきた。
春香は開いたままのメールをしばらくの間じっと見つめていた。
「どうしよっかなあ」
携帯をメール返信画面にすると、視線を窓の外にやった。
そらはどんよりと曇っているようだった。これじゃあいつ雨が降ってきてもおかしくなさそうだ。
再び携帯のなる音で春香は目を覚ました。そしてベッドに横たわったままぐっと伸びをすると、その手を携帯に延ばした。メールが届いているようだ。
そのメールにはこう書いてあった。
「片山です。
おはようございます。あの、今日もしよかったら一緒にお昼でもどうですか?」
まだぼーっとした春香の頭に、昨日の夜のことが少しづつ浮かび上がってきた。
合コン帰りの良太と自分は何を話したのか、不思議なことにいまいちよく覚えていない。ただただ良太のペースに巻き込まれていただけだったような、そんな気さえしてきた。
春香は開いたままのメールをしばらくの間じっと見つめていた。
「どうしよっかなあ」
携帯をメール返信画面にすると、視線を窓の外にやった。
そらはどんよりと曇っているようだった。これじゃあいつ雨が降ってきてもおかしくなさそうだ。