シーソーが揺れてる
「うーん」
視線を携帯に戻すと春香は低く唸った。
と、玄関の方で物音がした。反射的に春香は玄関の方を見た。
ドアが開いて、だれかが入ってきた。足音がどんどんこちらに近づいてくる。
「あっ、春ちゃん起きてたの?」
「広美、こんな時間にどうしたの?」
春香はベッドからさっと起き上がると広美を見た。
「こんな時間って、もう9時だよ」
少し呆れたように広美は言った。
「え?そんな時間なの?」
春香は携帯のメール返信画面を閉じて時計を見た。
8時57分。広美の言うようにもうすぐ9時というところだった。
視線を携帯に戻すと春香は低く唸った。
と、玄関の方で物音がした。反射的に春香は玄関の方を見た。
ドアが開いて、だれかが入ってきた。足音がどんどんこちらに近づいてくる。
「あっ、春ちゃん起きてたの?」
「広美、こんな時間にどうしたの?」
春香はベッドからさっと起き上がると広美を見た。
「こんな時間って、もう9時だよ」
少し呆れたように広美は言った。
「え?そんな時間なの?」
春香は携帯のメール返信画面を閉じて時計を見た。
8時57分。広美の言うようにもうすぐ9時というところだった。