シーソーが揺れてる
「あの時は特にいろいろあったよねえ」
「え?」
「まさか覚えてないとは言わないわよねえ」
「だから何のことだよ」
「私が教室でセーラームーンのハンカチ落とした時あんた何って言ったか」
「えー?そんなことあったかー?」
春香は直人に分からないように睨んで見せた。
「1年にもなってセーラームーンのハンカチ持ってるなんてだせえ、って。ハンカチが見つかってからしばらくの間そう言われ続けてたんだけど」
「それとキティちゃんとは関係ないだろ?それにあれ最初に言ったのおれじゃねえよ」
「嘘つけ!」
「確か最初に言い出したのはハンカチを拾った達也か大介じゃなかったか?」
「その二人にも言われたわよ。でも・・・」
「あいつらどうしてるかなあ?」
「話を反らすな!」
春香はこんどは本当に直人を睨んで見せた。だが不意に思った。
「え?」
「まさか覚えてないとは言わないわよねえ」
「だから何のことだよ」
「私が教室でセーラームーンのハンカチ落とした時あんた何って言ったか」
「えー?そんなことあったかー?」
春香は直人に分からないように睨んで見せた。
「1年にもなってセーラームーンのハンカチ持ってるなんてだせえ、って。ハンカチが見つかってからしばらくの間そう言われ続けてたんだけど」
「それとキティちゃんとは関係ないだろ?それにあれ最初に言ったのおれじゃねえよ」
「嘘つけ!」
「確か最初に言い出したのはハンカチを拾った達也か大介じゃなかったか?」
「その二人にも言われたわよ。でも・・・」
「あいつらどうしてるかなあ?」
「話を反らすな!」
春香はこんどは本当に直人を睨んで見せた。だが不意に思った。