シーソーが揺れてる
それはひにくにも直人にも分かったようで、
「まだ何も言ってないけど」
「片山君がどうかしたの?」
春香はなぜそんなにあせっているのか自分でもよく分からなかった。
「あいつ、この二日間バイト来てないんだよ」
「えっ?」
「確か今週あいつ木金とシフト入ってた気がするんだけど・・・」
春香は迷っていた。昨日のことを話そうか?
「今テスト期間なんじゃない?」
迷ってることを直人に見抜かれるのを恐れて春香はできるだけ冷静さを保ちながら言った。
「あいつならもしテストだったら始まる前にちゃんと言ってくだろう」
「うーん、確かに」
「やっぱデートだよデート」
直人はにやりと笑って見せた。
「んなわけない、はず」
「はずって何だよ」
「・・・」
直人に聞かれて春香はやっと決心を決めた。
「まだ何も言ってないけど」
「片山君がどうかしたの?」
春香はなぜそんなにあせっているのか自分でもよく分からなかった。
「あいつ、この二日間バイト来てないんだよ」
「えっ?」
「確か今週あいつ木金とシフト入ってた気がするんだけど・・・」
春香は迷っていた。昨日のことを話そうか?
「今テスト期間なんじゃない?」
迷ってることを直人に見抜かれるのを恐れて春香はできるだけ冷静さを保ちながら言った。
「あいつならもしテストだったら始まる前にちゃんと言ってくだろう」
「うーん、確かに」
「やっぱデートだよデート」
直人はにやりと笑って見せた。
「んなわけない、はず」
「はずって何だよ」
「・・・」
直人に聞かれて春香はやっと決心を決めた。