トーク!
別れの電話なんだろうか。
それとも、ホントに10日放置したって、何も変わらないんだろうか。
新杉さんは、なんとも思わなかったんだろうか。
だけど、最低でも、上半身はだかのこんな状態で別れ話はしたくなくて、タンスの引き出しをあけたあたしの耳に、
「あのさ、今、六花ちゃんの家の前にいるんだけど……、」
新杉さんのそんなお言葉が降り注いだ。
「え……?」
「ごめんね?急に。でも、ちょっと会いたくて」
「えぇ!?」
落ち着けわたし。
会いたいって言ったって、それが良い意味だとは限んない。
別れ話はちゃんと会ってからっていう、新杉さんの信念かもしんないし、喜ぶにはまだ早い。
それとも、ホントに10日放置したって、何も変わらないんだろうか。
新杉さんは、なんとも思わなかったんだろうか。
だけど、最低でも、上半身はだかのこんな状態で別れ話はしたくなくて、タンスの引き出しをあけたあたしの耳に、
「あのさ、今、六花ちゃんの家の前にいるんだけど……、」
新杉さんのそんなお言葉が降り注いだ。
「え……?」
「ごめんね?急に。でも、ちょっと会いたくて」
「えぇ!?」
落ち着けわたし。
会いたいって言ったって、それが良い意味だとは限んない。
別れ話はちゃんと会ってからっていう、新杉さんの信念かもしんないし、喜ぶにはまだ早い。