逃げる女
心地よいドキドキ感が体を包む。





お店が終わったら、今まで待たせてしまった事を謝ろう。そして“ありがとう”も心から伝えたい。


杉田さんの存在が弱い私を後押ししてくれた。
森田君と会う勇気になっていたの。



そして、今度は私からきちんと気持ちを伝えたい


“好きです”と。




もう、杉田さんの気持ちから逃げたりしないよ?



自分の気持ちからも…ね。







Fin
< 140 / 197 >

この作品をシェア

pagetop