双子×双子
そして今の俺達は高校２年になり生徒会の会長副会長として寮生活の中を過ごしている。


１年の入学当初、俺達は別々の部屋で同学年だがクラスの違う知らない人と同室になった。俺達はそれが気に入らなかった。
恭祐は同室の相手を威圧し追い出して毎日悠祐を呼んでは２人で寝ていた。恭祐と同室の相手は行く所がなく結局は悠祐の部屋へ行き悠祐のベッドで寝るという日々を繰り返していた。それがある日先生に見つかり、それ以来俺達は同室になった。

悠祐は必ず２人きりになると恭祐を誘惑する。先生に見つかった日も悠祐が恭祐を押し倒しやる気を引きだそうとしている最中にいきなりドアが開き先生が怒鳴り込んできた。だがその先生は俺達がただじゃれているように見えたようでただ部屋を動いたことに怒るだけだった。


そして２年になり２人きりになる度同じような日々が繰り返されていた。同じような日々でも俺達にとっては幸せだった。
なんやかんや言いながらも恭祐も悠祐を１番大切な存在と思っている。それは寄り添っているだけでも感じ取れるほどの反応を恭祐が返しているから。





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