双子×双子
恭祐の声はトイレ中に綺麗に響き渡った。その声を聞いた生徒達は一斉にその声のする方を向き硬直する。悠祐はやっと声を上げてくれた恭祐に嬉しくなり今度は首筋へ唇を寄せる。


「んはっ…あっ…んぁぁっ…」


悠祐は首筋に吸い付き痕をつける。


「っあっ…はぁっ…んっふぁっ…あっんっ…」


生徒達は最早堪えきれなかった。顔を真っ赤に染めお互い顔を見合わす。そして前屈みになり焦って出て行った。


「恭祐…そんなに聞かれるのよかったの?いつも以上に声出てたけど…」


手はずっと動かしているが顔だけは恭祐の正面にあった。


「…ふっ…聞かせてっ…やったに決まっているっ。…んっ…別に俺だと分からなければいっ…っっ。早くっ…出て行って欲しかったからっなっ…っはっ。」


「なーんだ〜俺騙されてたんだー。じゃあさ、その調子で声出してよ。」

「…っ…ふざけるな。首に…痕付けた奴が何を言っているんだ…っくっ。」


「へ〜じゃあどうする?このまま止めて帰っちゃう?それとも〜イきたい?」


悠祐は恭祐の耳元で囁きながら下半身へ手を進めていく。


「くっ…っはぁっ…やるなら…っ…さっさと終わっらせろっ…。」


「正直に言えばいいのに〜。入れてほしいって。んでイきたいって。何して欲しいか言わなきゃずっとこのままだよ〜?」


「なっ。悠祐っ…!お前っ…っはぁっ…」


恭祐は自分の手を巧みに操る悠祐に身体が耐えきれそうにないと思っていた。
毎回素直に言わず自分からも行かず、ヤられて拒もうと抵抗するのだが力が及ばずいつも丸く収められて最後までされてしまう。今回も…と思っていたが今回は違った。悠祐は自分が言わない限り動かないと言ったのだ。
恭祐が考えていると悠祐は待てずに行動を始めた。全ての動きを止め、恭祐の突起を握った。


「っうぁぁっ!…っはぁっ…っくぁっ…んはっ…っ…」


悠祐は目を細め口角を片方だけ上げた余裕顔に対し、恭祐は堪えようと必死だが不意を突かれると声を上げ目に涙を微かに含んでいる。


「いい声。ほら、言わなきゃこのままだよ〜?いいの〜?」


「…っ…苦しっ…っはぁっ…あっ…ゆ…すけっ…もっ…もぅっ」


「もう?何何?遠慮しないで言ってよ♪恭祐から聞きたいなっ。ほらほらっ。」



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