夢のほとり~妖と華~
『…おい。大丈夫か?お前?』
「いぇ…全然、大丈夫じゃないです。」
私は、頭が混乱して何がなんだか分からず、今にも倒れそうだった。
『だから、犬黎がちゃんと説明してあげて契りを交わさないから…』
『ますます、美しくないね。この状態‥』
あぁ…私、どうしたらいいの!?
ほんと…頭いたい…
『つむぎさん!大丈夫ですか?まだ理解できませんか?あなたの目の前にいる三人は妖しですよ』
あやかし!?って…もしかして
妖怪のこと!!!
私、妖怪の‥血を舐めちゃった…の…