夢のほとり~妖と華~
『それよりも…犬黎何か気付かない!?』
『別に?』
『チェッ。やっぱり犬黎は鈍感だね~。僕がつむぎの、前髪を切ったんだよ…可愛いでしょ』
「/////」
私をチラッと犬黎は見て、すぐ目線を戻した。
『…ぜんぜん!』
キツイ犬黎の一言に…
……ですよねぇ~。
っと納得していた。
だって…犬黎が私の事を可愛いなんて思うわけないし…
そんな事、言うようにもみえない…
まぁ、私には関係ないかっ!