キャラメル



「はい、もう一個!これで俺らは友達♪」



「そ、そだね!…金髪くん。」



「えー!“ルイ”って呼んでくんないの~?」



「い、いーじゃん別に!気が向いたら呼んであげる。」



「じゃあ、毎日気ぃ向いてよ♪」



「キャラメル…毎日くれたら、気ぃ向いてあげてもいいよ?」



「もしかして、花梨もキャラメル好き!?」



「うん、そうだよ?」



「それって、運命感じ「ないよ?ただの偶然でしょ。」




金髪くん…


あたしと同じこと考えてる。


でも、そんなんでいちいち運命感じてたら、


きりがないでしょ?


そんな泣きそうな顔されたって、曲げてやんないから!





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