君のその瞳にうつりたい

 
 君の友達から聞いたこと……


「あいつ彼女いるんだぜ知ってた?」


 あぁ、そうだよね。


 あんなカッコイイんだもん。


 いないはず、ないよね。


 私は……バカだ。


 一人で舞い上がってた私が、


 紙くずのように思えてきて。


 切なかった。


 その夜私は沢山泣いた。


 この想いも涙で流そうとした。


 でも、


 次の日君を見て。


 心臓の鳴る音がうるさくて。


 やっぱり好きって気持ちが溢れてた。

< 10 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop