君とともに舞い降りて
自分の気持ち
《乃唖》
なぜかは分からない。
だって気ずいたら動いていた。
「お母さんお願い。明日、大学病院連れていって!」
「えっ?なんで?」
「大切な人が事故に遭ったの。お願い。」
「大学病院って1時間かかるのよ?」
くそつ… こうなったら泣き落としだ。
私は少し目をウルウルさせて
「お願い。」
「いいけど、誰なの?友達?」